「最近鼻血がよく出る、大丈夫かな」と心配になりませんか?
「鼻血が全然止まらない、病院に行った方がいいの?」こんな心配もありますよね。
鼻血とは日常的に起こる現象ですが、実は背後には恐ろしい原因が隠れていることもあります。
また、間違った止め方をしているといつまでも止まらず、病院に受診する必要があります。
今回の記事を読んで
・鼻血の怖い原因をしって、病院を受診する
・鼻血が止まらなくて病院に行くタイミングをしる
ことができます。
是非読んでみてください。
目次
鼻血の原因
鼻血は、鼻への外傷や刺激によって起こる出血です。最も多いのは機械的な刺激ですが、それ以外にも怖い病気があります。
しっかりチェックしましょう。
機械的な刺激
鼻を強くかむことや、鼻の穴を指でいじることで、鼻血が出ることがあります。
子供は鼻をいじることが多いので、要注意です。
物理的な衝撃や外傷も鼻血の原因となります。
炎症
アレルギーや風邪などの炎症が鼻の粘膜を傷つけ、鼻血を引き起こすことがあります。
アレルギーなどがあると、定期的に鼻の粘膜に影響が出ますので、あんまりひどい場合は内科や耳鼻科でアレルギーについて相談しましょう。
癌
鼻腔や副鼻腔にできる癌が原因で鼻血が出ることがあります。
特に片方の鼻血が多い場合は注意が必要です。
この場合は耳鼻科で鼻の中をのぞいてもらいましょう。
出血しやすくなる病気
白血病や血小板減少症、血友病などの血液の疾患があると出血しやすいです。
また、肝硬変などの肝臓疾患がある場合でも出血しやすくなりますので鼻血を引き起こす可能性があります。
最近鼻血が出ることが多くなったことをきっかけに肝臓の病気が見つかる人もいます。
血液を固まりにくくする薬
抗血小板薬や抗凝固薬を服用している場合、鼻血が止まりにくくなることがあります。
抗血小板薬や抗凝固薬は心筋梗塞や脳梗塞の既往がある人が飲む薬でとても重要な薬です。
ただ、鼻を傷つけたりすると、少しの傷でも出血が出やすくなります。
一度鼻血がでたら、しっかりと止血して、しばらくはあまり鼻に衝撃を与えないようにしましょう。
ここまで、原因となるものを列挙しましいた。
鼻血がよく出る場合は癌の可能性、内臓疾患の可能性もあります。
出血を繰り返す場合は病院を受診しましょう!
癌が心配な方は耳鼻科へ
内臓が心配な方は内科を受診しましょう。
鼻血の止め方
鼻血の止め方には、いくつかの効果的な対策があります。ここでは、小鼻を圧迫する方法、適切な姿勢の保持、そして脱脂綿を使った止血法について詳しく説明します。
小鼻を圧迫する方法
- 鼻をぎゅっとつまむ:鼻を親指と人差し指でやさしく圧迫します。この圧迫は、キーゼルバッハ部位と呼ばれる出血しやすい部位に直接圧力をかけるため、特に効果的です。
- 15分はつまみましょう。それでも止まらない場合、それでも口の方に鼻血がたくさん落ちてくる場合は鼻の後ろの方で出血している可能性が高いため、止まりづらい可能性があります。そのため、一度病院を受診しましょう。
脱脂綿を使った止血法
- 脱脂綿をつめる:脱脂綿や清潔な布を使って、出血している鼻孔に軽く詰めます。これにより、出血部位に直接圧力をかけて血液の流れを抑制し、止血を促進します。
- 脱脂綿は適切な大きさにしましょう。大きすぎても痛いですし、小さすぎると圧迫が足りません。
- 個人的にはまずは指で抑えて、止まってきたら詰め物をしましょう。
適切な姿勢の保持
- 座った状態であごをやや引いた姿勢を保つ:鼻血が出た際は、慌てずに座って落ち着くことが大切です。あごをやや引いた状態で頭を前に傾けることで、血液が喉に流れ込むのを防ぎます。
- 昔は上を向くなど言われている時もありましたが、現在は前屈みになり下を向きましょう。上を向くと胃に血が回るので良くありません。口に血が回った場合は吐き出しましょう。
目安は15分きっちりやってみましょう!途中止まったかな?などでやめたりせずしっかり行います。
それでも止まらない場合は病院に受診しましょう!
日中であれば耳鼻科、夜間であれば救急病院です。
さいごに
いかがだったでしょうか。鼻血は一般的な症状ですが、時に怖いものが隠れています。
まずはしっかり止血を行いましょう。
そして、繰り返す場合は原因をしっかり確認しましょう。
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